1/144 ホワイトオーガ「ナイトメア」


MS IGLOO2 重力戦線 第2話「陸の王者、前へ!」の
ホワイトオーガとハーマン・ヤンデル軍曹の最初の邂逅シーンを再現しました。
この後、瀕死の重傷を負ったヤンデル軍曹が、病的な執拗さでホワイトオーガを狙うことから、
作品名を「ナイトメア」としました。
ドイツとフランスの国境あたりにある開けた田園地帯での戦闘中、
ホワイトオーガのザクマシンガンに被弾し走行不能になった61式戦車を
ホワイトオーガが内部の人間が死なない程度に踏みつぶすというシーンです。

ホワイトオーガは、RGシャア専用ザクをベースに
「S型」から「J型」へ形状を変更する工作を行いました。
(脚部スラスターの削除、ランドセルの作り替え)
塗装については、まずRGシャアザクの色分けを参考に、
白色のアーマー部分を4種類に塗り分けたのが特徴です。
ウェザリングは、砂・泥・すす・オイルなどによる汚れ、
白い塗装が剥げて下のザクグリーン色が見える状態、さらに
その下の黒色が見える状態をイメージして行いました。
デカールはシールドのトカゲマークだけです。
おうちdeデカールにて自作しました。

61式戦車は...メインのザクより手間がかかりました(笑)。
HGUCザク地上戦セットの61式戦車を使い、まずディテールアップとして
砲塔バスケットの真ちゅう線による作り替え、主砲の開口、
スモークディスチャージャーの彫り込みを行いました。
次にホワイトオーガに踏みつぶされた形状への変更として、
車体側面のカバー及びキャタピラを切り離し、砲塔と車体接合部の削り込みを行い、
ダメージ加工としてザクマシンガンによる弾痕表現を車体前部につけました。
踏まれている部分は微妙に曲げ加工をしています(ホントに微妙に)。
ハッチを開いた状態にして「ナイトメア」度を高めました(笑)。
塗装は、キャタピラだけ黒系の塗装、その他はグレー系の塗装を行い、
ホワイトオーガと同じくウェザリングを施しました。

ベースは、鏡用のフレームに薄い檜材で立ち上げ部分を作り、
プラバンとプラ棒で箱組みしました。
地表部分はジェッソ→シーナリープラスターと塗り重ね、
ホワイトオーガの足跡と61式のキャタピラ跡を付けました。
戦場はドイツとフランス国境あたりの開けた田園地帯と考え、
黒っぽい土(ラッカー)→ちょっと乾いた土(ラッカー&エナメルの塗り重ね)
→背の低い草(パステル&水性塗料)
という風に塗装しました。

総評
今回の目標は「スケール感を壊さない」でした。
61式戦車のひしゃげ具合、塗装のはげ方、汚れの付き方など。
達成できたのかというと......なかなか難しいですね。
反省点としては、ウェザリングをもう少し丁寧に手順を追っ手行うこと、
ザクのプロポーションをもう少しマッシヴな感じにすれば良かったことがあります。
RG初制作でしたが、なかなか楽しいキットですね。
おうちdeデカールはどうしても段差を消すことができませんでした。








 



























 

 
 
 

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